クリスマスのパン
2015-01-12 Mon 18:17





今日のお話は、茂市久美子さんの『つるばら村のパン屋さん』の中の、
『クリスマスのパン』というお話を、アレンジしたものです。



つるばら村で通販のパン屋さん、
ベーカリー・ジンジャーマンをやっている赤林檎ちゃんは、
秋の終わり頃から、一週間に二度、
夕方の買い物に時間に合わせて、
迷子の森からおさびし山に登ってきた所にある、
おさびし山の道しるべの下で、パンを売るようになりました。

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自転車の荷台に、パンのかごを乗せて、

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タテ笛をピ~~~ヒョロピ~~~ヒョロと吹くと、

どこからともなく、お客様が集まってきます。

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続きは、たたみます。








赤林檎ちゃんの一番のお得意のパンは、ジンジャーマンパン。
いつも、一番沢山焼いて持っていきます。

今日もずいぶん沢山持って行きましたが、
四つばかり残っただけでした。

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それは、もうじきクリスマスという頃の事。
その日も、道しるべの下でパンを売って帰る途中でした。
辺りはすっかり暗くなり、チューリップの形の街灯に灯が灯っていました。

空には、お月さまも輝き、流れ星も流れるような晴れた日でしたが、
天気予報では、だんだんとお天気がくずれると言っていたので、
赤林檎ちゃんは、家路を急いでいました。

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・・・すると、

『わっ!』

突然空から降ってきたように、黒い影が飛び出してきたと思ったら、
『いたたたたた・・・』という声がしました。

そして、声のする方には、男の子が転がっていました。

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赤林檎 『大丈夫ですか?けがは、ないですか?』

男の子 『目がまわって、落っこちちゃった。
こんな事は、はじめてだなぁ。』

赤林檎 『はぁ?』

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男の子 『いつもより、星みがきに時間がかかって、
休む暇がなかったんだ。』

赤林檎 (この人、何を言ってるのかしら???)

男の子 『僕、北風。星をみがくのが、僕の仕事なんだ。』

赤林檎 『北風・・・・・。』

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男の子 『つかぬ事をおうかがいしますが、
この辺に、花は咲いていませんか?』

赤林檎 『そうですねぇ、この辺には咲いていないと思いますよ。』

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男の子 『そうかぁ、残念だなぁ、
疲れた時は、花の蜜をとるのが一番なものですから。』

男の子は、しょんぼりとしながら、そう言いました。

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赤林檎 『それなら、私今野の花の蜂蜜を持っています。』

赤林檎ちゃんは、買ってもらったパンにサービスでつけてあげるために持ってきた、
野の花の蜂蜜を、自転車の荷台から出しました。

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赤林檎 『よろしかったら、これをどうぞ。』

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赤林檎ちゃんは、残っていたジンジャーマンパンも一緒にすすめました。

男の子は、僕は空を飛ぶ仕事だから、
パンを食べたら重くなって落ちてしまうのではと心配してましたが、
野の花の蜂蜜をつけたジンジャーマンパンを一口パクりと食べると・・・、

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『これは、おいしいなぁ~~~♪♪♪』と、もう一口食べました。

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そして、もう一口、もう一口と、
どんどん食べました。

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気がつくと、カゴの中はカラッポ。

残っていたジンジャーマンパンを全部食べてしまいました。

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男の子 『どうもありがとう。すっかり元気が戻りました。
・・・でも、一口味見するだけのつもりが、パンを全部食べてしまった。
どうしよう・・・。』

赤林檎ちゃん 『大丈夫ですよ。
パンを食べた位で、空から落ちたりしないから。』

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男の子 『・・・そうだといいけど。
どうもごちそうさまでした。
お礼をさしあげますので、お家に飾ってください。』

赤林檎 『・・・?』

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男の子がそう言い終わると、
どこからともなく風が吹き始め、
男の子は、ふわりと空に舞い上がりました。

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男の子は、一回だけヨロっと落ちそうになりましたが、
でも、すぐに風に乗って、空に吸い込まれるように見えなくなりました。

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男の子が乗って行った風が吹きやんだ頃、
赤林檎ちゃんは、自転車の横にクリスマスツリーが置いてあるのに気付きました。

さっき、男の子が言っていたお礼とは、クリスマスツリーの事だったのです。

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そのクリスマスツリーは、空中の星を吸い込んだみたいに、
キラキラキラキラとまばゆく輝いていました。

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赤林檎ちゃんは、こんな綺麗なクリスマスツリーを、
自分一人で見るのはもったいないと思いました。

赤林檎 (そうだわ、クリスマスに村の人たちを招待して、
この輝くもみの木を見ていただこう!)

その時には、ケーキの代わりに生地に木の実やドライフルーツをたっぷりと入れた、
クリスマスのパンを焼くのです。
焼き上がったパンには、
アンズのジャムを塗って、上に干したブドウやイチジクやスモモを、
宝石のように飾るのです。

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『つるばら村のパン屋さん』の『クリスマスのパン』よりでした。
ちなみに、本では、お店の名前は三日月屋さん。
お得意のパンは、三日月パンです。(クロワッサンの事かな?)


今回は、ダブルガーゼのキルティングの布で、
頭巾を作りました。

最初はエンジの布で頭巾を作ろうと思っていましたが、
布で顔をぐるっと巻いてみたら、以前作った赤ずきんちゃんのマントのイメージと、
あまり変らなかったので、ピンク色で作りました。

でも、色が派手すぎたなぁ・・・。
私のカメラは、実物よりもビビッドに写っちゃうので、
ここまで色鮮やかなピンクではないのですが、
それでも、やっぱり派手は派手です(^^;)。

ネットで買った布ですが、『アンティークローズ』なんていう、
素敵~~~な名前が付いていたし、色ももうちょっと落ち着いて見えたので買ったのですが、
どこがアンティークなんだろう???って感じの、可愛らしいピンクでした(^^;)。

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頭巾の周りには、ぐるっと、
チェーンステッチと、フレンチナッツのお花を刺繍しました。

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今日の、つるばら村のパン屋さんは、
slinky NEKO  bebyBORRYの赤林檎ちゃん。

BORRYちゃん、可愛いなぁ・・・。
HAROOちゃんも可愛いけど、BORRYちゃんは又別の可愛さがあります。

ホンワカした写真には、HAROOちゃん。
今日みたいな、ちょっと摩訶不思議で、神秘的、
そして寒そう(?)(笑)な写真の時は、BORRYちゃんが合うような気がします。
BORRYちゃん、好きなんだぁ・・・。

slinky NEKOさんの子は、iMda Dollさんの子ほど人気ないのか、
あまり見かけないような気がします。
ちょっとクセはあると思いますが、可愛いんだけどなぁ。

BORRYちゃんはよりクセが強いと思いますが、
HAROOちゃんなんかは、誰からも愛されるような、
おっとりした優しいお顔をしているし、
天使のように可愛いのに、どうしてもっと人気出ないのかなぁ・・・。


(出演者:slinky NEKO BORRY・赤林檎ちゃん&青林檎ちゃん)





いつも拍手ありがとうございます!
とっても嬉しいです♪♪♪



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